戦闘システムにやっと慣れてきた。

アクションRPG、いいじゃん。

 

ボタン連打のゴリ押しじゃなく、ボタンに割り当てられた「コマンド」を、相手のモーションを見極めながらタイミングよくつなげていく、ということね。

コンボをを意識しながら、攻撃を繰り出す順番を考えておいて、タイミングよく叩き込む、と。

だから、正真正銘のアクションゲームと、RPG伝統のコマンドバトルをミックスしたようなシステムだ。

うん。これはオリジナリティがあって面白い。

 

キャラも個性的で面白い設定だと思う。

仲間同士の会話の機会がとても多いので、各自の個性以外にそれぞれの関係性も見られて楽しい。

ドラクエも道中で仲間と会話できるが、ここまで長いやり取りにはならないからね。

 

作画や設定がちょっとぶっ飛び過ぎというか、やっぱり「アニメチック」なので、心理学的深みに欠けるのは否めない。

 

たとえばシオン。

お腹がすいていることを悟られたくないとか、文明のレベルが違う奴隷に自分の服装がどう思われているのか気にしたりとか、ファッションにこだわったりとか、志が高くて意志が強い性格の割に、自意識過剰で幼稚なところがある。

思い通りにならないと腕を組んで指をパタパタ動かす、という描写も、苛立ちの表現としてストレートすぎるというか、分かりやすすぎるというか。

ツンツンしているが実はお茶目で可愛いところもある、というキャラ設定なのだろうが、こういう「キャラ化」という、ある種のテンプレの組み合わせで出来上がる架空の人格、というのは、内容が浅くて物足りない。

若者が自他の人格的個性を「キャラ」として「陰キャ」「陽キャ」などと表現する風潮を、私は良くないことだと思っているので、この種の設定は悪い意味で「アニメ的」であると感じる。

 

まあ、このゲームはそういう立ち位置なのだ、という理解のもとで見ているし、フルボイスだとやはりそのキャラの声や話し方などの人格面での情報も増えるので、数時間プレイして、鉄仮面にもシオンにもそれなりに愛着がわいてきてはいるのだけれど。

 

サブクエは、クエスト受注してからそれを解決するまでの道中が短すぎて、いささか無理矢理感が否めない。

大体領主もろとも攻め落とそうとしている城のすぐ足元でレジスタンスが活動しているなんて、都合よすぎるだろ。

情報ガバガバじゃん。

まあ、これはFF7Rのアバランチも似たようなものだが。

でかい剣を背負ったイケメンと、片腕が機関銃になっているサングラスの大男と、白いタンクトップの巨乳の美女が電車に乗ってきたら、「これから何しに行くんですか?」となるのが当たり前だが、乗客はみんなスルーしているというシュールさ。

 

あと、オープニングテーマ。

すまん。

この楽曲が好きな人がいたら、それは私がこの曲の良さを理解できる感受性を持っていなかったというだけだから気にしないで欲しい。

という前置きとともに、はっきり言ってしまおう。

クソダサい。

いきなり男性ヴォーカルの裏声から始まり、ドタバタと落ち着かないメロディーラインに、粋がった変なラップ。

これまた「戦い」を題材にした最近のアニソンに多い気がするが、たとえば水樹奈々とかLiSAとかの曲(アニソン全く知らない私でも名前ぐらいは聴いたことがある、というレベルでしか理解してません)で、肩に力が入りすぎというか、一人で勝手に舞い上がっているというか、そういう歌詞・メロディー・アレンジが、好きになれん。

「自分を孤高の英雄or悲劇のヒロインだと思い込んでいる普通の人」のイタさが出ている気がする。

 

起動するたびに毎回流れるので、いつも「あちゃ~…」と思ってしまう。

 

でも、ゲームとしては結構いいよ。

明日から連休なので、続き、楽しんでいきます。