いまさら、何も変わりはしない。
私は別に埼玉県民の代表でもなんでもないが、仕事柄毎日多くの人に会うし、高齢者と同居してもいるので、つまりコロナに感染するわけにいかないので、もう1年以上、家と職場を車で往復する以外には外出していない。
週に一回スーパーで買い物して、2か月に一回散髪に行く程度で、飲食店にはずっと行っていない。
ああ、ラーメン食いたいな。
こんな塩梅だから、緊急事態宣言が出ようが出まいが、私の生活は何も変わらない。
いまだにワクチンの予約が取れないのだが、それとても、まあ、なるようにしかならんと思っている。
だいぶ前から、各方面の専門家を含め、多くの人が緊急事態宣言の効果には批判的な眼差しを向けている。
理由は簡単で、宣言する人間の損得勘定が見え透いており、言葉に誠実さが宿っていないからである。
ビリー・ジョエルのhonestyそのもので、今の日本においては誠実さが徹底的に無視され、踏みにじられ、私と同じような生真面目な性格の人はさぞかし心を痛めて辛い毎日を堪え忍んでおられることと思う。
この世のまともさは、ほんのひと握りのまともな、名もなき凡夫によって維持されている、という説をどこかで聞いたことがあり、私はそれを真実だと思っている。
※記憶が曖昧なので確信が持てないのだが、確か『タルムード』というユダヤ教の経典に、世界の調和的存続は36人の義人によって保たれている、という話があったはず。
とりあえず、政治家の中にそうした義人は存在しない。
身の回りにひっそり隠れて生きている義人の存在に気づける程度には、誠実さを手放さずにいたいものだ。