このままいくと、大谷翔平はホームラン王になり、たぶんその場合には、国民栄誉賞をもらうことになる。
国民栄誉賞の授与は内閣総理大臣がやることになっているから、政治家の人気取りに利用されるだけのような気もして素直に喜べない。
天皇から授与ではだめなのか。
大阪なおみは、どうだったのかな?
彼女は、国籍は日本人だが、人種としては純粋な日本人ではないからねえ。スピーチも英語だし。
国民栄誉賞の政治的効果が弱いと判断したんじゃないか(邪推)。
さて、大谷翔平は人間かどうかもよくわからないぐらいの活躍をしているが、その一方で、youtubeには彼の活躍をまとめた動画がわんさか。
彼の人気にあやかって動画の再生回数を稼ぐというのもせこい気がするが。
そもそもその動画は合法なのか。
あとは、「大谷スゲー」が、「日本人スゲー」になり、「俺ってスゲー」になる、「日本人の誇りだ」系の勘違い野郎。
大谷君が人間的にも温厚で礼儀正しいということを日本人の象徴のように語る奴もいる。
まあ、暗い世の中、明るいニュースはなく、日本もどんどん落ちぶれていく一方。
気持ちは分かるが、しかし、すごいのはあくまで大谷君であって、お前や俺ではない。
日本人の中には立派な人も、すごい人も当然いるが、馬鹿もクズも山ほどいる。
それを「日本」というナショナルアイデンティティで十把一絡げにして「誇りに思う」などとのたまうのは、ナルシシズムのバリエーションなのでは?
やっぱり国家というものは想像の共同体なんだなあ。
彼の活躍のすごさをたたえるのはいいとして、それを利用する政治家や、飛躍した同一化によって「日本の私」を格上げしようとする心理機制には、冷静に、文字通り、冷たく、静かに対応しましょう。