久々にPS4版ドラクエ3の続きを。

 

ピラミッドで足止め食らって、面倒になって一時中断していたが、同時にやり始めたエースコンバット7もとりあえず自分が満足するまでやりこみ(うまい人からしたら全然だけど)、やることがなくなったので再開した。

 

もっと言うと、FF7リメイクのユフィ編と、ザックスの物語である派生作品のCC(クライシスコア)を、例によってyoutubeで視聴して楽しんでいたのだが、よくよく考えるとやっぱりストーリー的に無理があり、派生作品も過去作の人気にしがみつきすぎ、という印象が否めないという結論に達して、半年間ハマってきたFF7マイブームがクールダウンしてきた、ということもある。

 

以前も書いたがね、やっぱり最強のラスボスであるはずのセフィロスの動機が弱すぎるよ。

自身の出生の秘密に絶望したからって、無辜の民を女子供見境なく放火によって虐殺し、最終的にはメテオまで発動したわけだから、やけくそにもほどがある。

それだけの力があるなら、まず考えるのは「神羅への復讐」じゃないのか、普通。

 

結局悪い奴は誰?セフィロス?神羅?宝条?ジェノバ?

それがはっきりしないと、「ゲーム」で「戦闘」が宿命づけられているから、打倒すべき相手がよくわからなくなるのだ。

 

ジェノバ、これがまた曲者。

古代種とは実は全く無関係な、2000年前飛来した謎の宇宙生物(=エイリアン)が複雑な物語の中に唐突に投げ込まれ、一層問題をややこしくしている。

その研究をしていた人物(ガスト博士)はエイリアンを古代種と誤認し、あろうことか本当の古代種の女性(イファルナ)と結婚して、エアリスが生まれるというめちゃくちゃな流れ。

セフィロスまでもが宝条とルクレツィアという神羅の科学者カップルの子供で、結局のところ問題は新羅の中枢にいたごく少数の人間のコミュニティで引き起こされていて、クラウド・ザックス・ヴィンセントら本編・CC・DCの主役たちはそのコミュニティのそばで巻き込まれた格好になっている。

そのうえガスト×イファルナの娘エアリスが、ザックス&クラウドとも濃厚な接点を持つから、もう、めちゃくちゃだ。

人気作なのは納得するし、魅力も十分すぎるほどあるのだが、それでも、この脚本は破綻していると思う。

私が原作初見時代に、ストーリーについていけなくなってコスモキャニオンで投げ出した理由は、たぶんこの辺にある。

 

さて、そういう認識からの、ドラクエだ。

 

ドラクエ。

うん。

これはこれで、FFとは異なる、RPGのもうひとつの完成形であり、形式としては、こちらが原点だろう。

 

徹底して、「ゲーム」。

「遊んでくれ」という気持ちで作られている。

決して、「映画」じゃない。

 

古いシステムでストレスに感じる要素もあるが、レベルを上げて世界中を冒険し、勇者として魔王を倒す、という目標の単純さも、このゲームの楽しみ方の一つなのだろう。

船を手に入れて移動していたら、「ジパング」が出てきて、「あ、この世界のマップは地球の大陸をパロッていやがるぞ!ポルトガって、ポルトガルじゃんかよ!!」と気づいて、思わず膝を打ってしまった。(遅い!)

 

現在魔法使いを賢者に転職させ、やまたのおろちを撃破したところです。

ファミコン時代、「一億総中流」という神話が、少なくとも子供の世界では現実だった時代の記憶を呼び覚ましながら、景気のいいラッパの音色とともに4人でぞろぞろ列になって、冒険の旅を続けております。

魔王の動機は世界征服。

そんな奴は、勇者が成敗するに決まってる。

この単純さこそ、ゲーム。