「sad but true」というのは、メタリカのブラックアルバムに収録されている曲のタイトルから拝借したものです。

 

悲しいけど、本当のこと。

 

少年時代に出会い、中年になった今でも自分の人生に影響を与え続けているゲーム体験であることは事実なのですが、やっぱり「ファイナルファンタジー」は10までの歴史がピークであり、それ以降の作品には同じ輝きは宿っていないように思えます。

 

●時代の最先端、技術のトップランナーとしての使命が重すぎる。

 

●CGの迫力、ムービーのボリュームは、ともすると「ゲーム」の本質を見失わせる。

ドット絵・エンカウント・レベル上げ、シンプルな表現と反復作業が十分楽しかった時代もあるわけで、派手な映像よりゲームとしての面白さが欲しい(7Rもレベル上げがほぼ不要な仕様で、そこは物足りなさを感じた)

 

●技術の進歩がすごすぎて、もはや映像では何を見ても驚かなくなっている(今の子供たちなんて、生まれたときからこのレベルの映像にどっぷりつかって育っている)

 

●往年のファンを満足させるとともに、歴史の権威を知らない新しい世代も取り込まなければならないため、伝統と革新の両立という難しいミッションを迫られる(たとえば召喚獣は毎回登場させなければならなくなっているが、個人的には演出が長く戦闘のテンポを損なうので、もう出さなくていいのではないかと思っている)


●レジェンドの高齢化

※これは実際かなり心配。7R完成するまでに、誰とは言わないが、あのキャラの声の人とか、音楽作ってる人とか、大丈夫だろうか?

 

「オワコン」は言い過ぎだと思うが、ゲーム史における伝説、のちに続くあらゆる作品に影響を与えた革命、博物館に展示してもおかしくないような殿堂入り的作品であり続けた10までの歴史からすると、今日の時代状況の中でFFのナンバリング作品を生み出し続けたとしても、どんなに技術が進歩していて、CGも超美麗で、音楽も相変わらず最高だったとしても、同じような立ち位置の作品は作れないのではないか。

 

何にでも寿命がある。

30年以上にわたって新作が生み出され続けてきたこと自体伝説的だと思うが、ロックバンドにも引退のときが来るように、多くの人に愛された革新的ゲームにも、その役割を終える日は来るのだろう。

悲しいけど、本当のことさ。