最近、FFシリーズのサントラにハマっています。
今やゲームミュージックは一部のマニアだけのものではなく、その芸術性・エンターテインメント性が評価されて、多くの人の心をとらえています。
ゲームミュージックが市民権を得るまでの歴史において、FFシリーズの楽曲が果たしてきた役割は計り知れません。
ファミコン/スーファミ時代のサントラを聴き直しながら、あらためてファイナル・ファンタジーというゲームと植松伸夫という音楽家の偉大さをかみしめています。
FF4の愛のテーマは音楽の教科書に載ったこともあるぐらいですから。
音楽の世界には名曲・神曲を生み出し続ける偉大なる天才がたくさんいますね。
どうやったらこんなにも美しく、切なく、おおらかで、ロマンチックで、一度聴いたら一生耳から離れなくなるような楽曲を生み出し続けられるのかとても理解できませんが、とにかく、数十億の人口の中にほんの数人こういう天才がいるだけで、多くの人が救われるのではないでしょうか。
残念ながら私自身はそれほど音楽に詳しいわけでもありませんが、私にとってやっぱり外せない天才音楽家はこんな人たちです。
久石譲
ジョン・ウイリアムス
桑田佳祐
このラインナップの中に、「植松伸夫」を加えたい。
以前NHKがFFのナンバリング作品やキャラ、そして楽曲についてアンケートを取ってランキングを作ったことがあったようですが、ファミコン時代から遊んできたファンなら、もはや自分固有のランキングというものがあり、むしろ私なんぞはコアなファンからその内容と理由を、酒を飲みながら朝まで聞いてみたいと思います。
というわけで(?)私自身のFF神曲ランキングをご紹介。。。
★第3位 メインテーマ またはオープニングテーマ (FF1・3・4・5・6 ※他作品はエンディングのみ)
言わずと知れた“国歌”。
実は1作目のタイトル画面の曲。
ここからすべては始まった。
最初にして最高、始まりにして永遠の名曲。
ファミコンの3和音音源からオーケストラ、あるいはオペラチックな歌詞ありバージョンまでいろんな楽しみ方が。
私が初めてプレイしたFFは3でしたが、1ではタイトル画面、2では不採用、そして3で復活し、初めてゲーム本編(最序盤なのでクレジットは“オープニングテーマ”となっています)で流れました。
私の知識が正しければ、ゲーム本編でこのテーマが流れているのは3~6(6はほぼエンディング)だけで、他はエンディングのスタッフロールでFFブランドの証のような立ち位置で流れるのみとなっています。
子供ながらに「なんて美しい曲だろう…」と感動して、それ以降の作品で繰り返し流れたときには毎回鳥肌モノでした。
3でシリーズの伝統として“昇格”し、4で完成していると思います。
6では「あ、今回はあの曲流れないのか…」とちょっと残念に思ったのですが、まさかのエンディングイベントの途中で流れるという演出。
素晴らしい体験でした。
(“現役”でこれを体験できた希少な世代であることを本当にラッキーだったと思っています。)
★第2位 闘う者達(FF7)
最もテンションの上がる戦闘曲。
リメイク版の豪華なオーケストレーションがおすすめ。
こんなすごい曲ある?
個人的には、「パイレーツオブカリビアン」のテーマ曲と同レベルのブチアゲ神BGM。
「タタタッ タタッ タ ターラ ターラララ♪」のところ(わかる?)、いいよね~。
仲間を守るために、仇を討つために、世界を救うために、
必死に戦っている感じがするじゃないですか。
そして、こういう体験がもはや「最後のファンタジー」でしかありえない「平和な」世界に生きているからこそ、
ゲームが娯楽になりえるのです。
そんな「生きることの意味」すら感じさせてくれるような、
素晴らしく熱い楽曲だと思います。
★第1位 バトル2(FF3)
出た!!!!!
今や、FFやゲーム音楽についていかなる蘊蓄を語ろうとも、
『我こそが現役でこの音源を文字通り自分の身体感覚の一部として「体験」した希少な存在である』
という自覚とともに言いたい。
3位に挙げた「メインテーマ」や、
同じく殿堂入り的ポジショニングの「プレリュード(クリスタルのテーマ)」、
あるいは女性人気の高い10の「ザナルカンドにて」、
そうした数多の名曲・神曲を超えて、
「すべての記憶 すべての存在 すべての次元(byネオエクスデス:Vのラスボス)」を超えて、
「ゲームミュージック」という制約に縛られた音楽を普遍的感動の世界へと昇華・解放した究極の職人芸、
ルパン三世や007のテーマと同じく一発必中・絶対無敵の最終奥義、
北斗神拳で言うところの無想転生、ドラゴンボールで言うところの元気玉、
誰もが、耳にした瞬間に、
「俺は今、乗り越えるべき強大な壁と闘っているんだ!!」
ということを認識させてくれる、
大いなる啓示………
…その名は、
「バトル2」。
ゲームミュージックが、
この世において何の地位も与えられていなかった時代に、
本物の「革命」をもたらした、
偉大な、
そして静かな、
静かすぎる、
名曲。神曲。
もはや「神」という言葉すらかすむ。
「神は死んだ(ニーチェ)」としても、
我々には、
「ファイナル・ファンタジー」がある。
誰も顧みるものがいなかったとしても、
この些細な一歩によって、
すべての歴史が動いた。
すべての、
流れが、
変わった。
その一歩に付けられた名は、
「バトル2」。
何度でも言ってやる。
その名は、
「バトル2」。
その名を口にするとき、
私は「涙を催し、歌を口ずさむ(ニーチェ:ツァラトゥストラ)」。
現在40歳の私は、いまだに人生のピンチの場面で脳裏にこの曲が流れ、
戦う意思と力が湧いてくる。
このしょうもない記事を読んでくれたそこのアナタ!
この記事から得るものがなくても、FF3の「バトル2」という曲からあなたが得るものは確実にあります!!
そして、それは、貴方の人生をも変える可能性を持っています!!
是非、検索して、聴いてみてください!!!