PS5を持ってない。

 

だから、ユフィ編のインターグレードが遊べない。

 

というわけで、youtuberのゲーム実況を見ての感想です。

 

①ボードゲームになったコンドルフォート

あれね。

正直、オリジナル版のコンドルフォート(ミニゲーム)は超つまんなかった。

「大戦略」的なSLGだが、作りが荒すぎる。

そこをもう少し丁寧に、またグラフィックは奇麗に作り直したものが今作に登場したようだ。

遊んでないから何とも言えないが、それでも、やりたいとは思わなかったな。

原作へのオマージュということになるんだろうが、これで続編でのコンドルフォートの描かれ方はかなりライトな感じになるのではないか。

リメイクで作りこむほど、見どころがないよね。

掘り下げるところと切り捨てるところが、取捨選択されていくという予感。

ゴールドソーサーなども実は無駄が多いと思っている。

(あのクオリティのミニゲームは今では遊べる代物ではない。)

 

②「戦う動機」がなかったユフィを回収

発売前のトレーラーで、ユフィの顔に血がついていて、それが誰の血なのか?がみんな気になっていたと思う。

で、ソノンの妹にユフィがそっくり、(名前まで似ている)という時点で、「あ、ソノン死ぬんじゃね?」というフラグが。

 

メインキャラとそれ以外のキャラは映像的にも「濃淡」「明暗」があるように思う(メインキャラは肌の色・服装・髪型・声などが派手で、描きこまれた景色や雑踏の中でもはっきりと目立つ)のだが、ソノンは「メインキャラ以外」の方の地味な描かれ方で、個人的には出てきたときから「こいつ、死ぬかな?」という予感があった。

 

ある意味ベタでもあるが、実に巧妙だ。

全体のバランスの中にうまく溶け込ませる、こういう手口(?)はさすが。

ユフィ一人で戦わせると、回復や蘇生ができない・戦闘のバリエーションが減って退屈になる・ユフィに会話させる相手がいなくなる、等の不都合が生じる。

一方、今後クラウドたちに出会ってからもソノンが付きまとって(?)くると、メンバーが多すぎて邪魔になる(3人編成の枠がユフィ&ソノンで自動的に2つ埋まってしまう)。

だからそういう意味でも、ソノンの出番はこの短いエピソードの中で終わらせる必要があったのだ。

 

また、以前オリジナル版のストーリー考察の記事でも書いたが、これから仲間になるメンバー4人の「戦う動機」が弱い。

エアリス・クラウド・ティファは、少なくともオリジナル版をある程度再現するつもりなら、今後戦線離脱するときが来る(ザックスも生きているぐらいだからどうなるか分からないが)。

オリジナル版をプレイしていた時、ここからクラウド復帰までの流れはちょっと間延びしていてダラダラした印象だった。

ユフィとヴィンセントに至っては、仲間にしなくてもストーリー進行には支障がない設定だったし。

 

今回、ネロにソノンを殺させたことで、ユフィに「かたき討ち」という動機が生まれた。

まだ10代という年齢設定のユフィの顔面にソノンの返り血を浴びせ、慟哭&絶叫させたシーンの悲痛さは、この短いエピソードでプレイヤーの感情移入を誘導するという難しいミッションを成功させたと言っていいのではないか。

こういう「プレイヤーの感情をもてあそぶ」のが実にうまいのだ、FFは。(褒めてる。)

 

DCはプレイしていないが、ヴィンセントとヴァイスに因縁が設定されているみたいだから、これで物語へのユフィ&ヴィンセント回収の伏線が出来上がったということになる。

オリジナル版では描き切れなかった彼らの「戦う動機」は、こうして補完されたということか。

 

③戦闘のバランスがどうなるか気になる

さて、今後。

このペースで行くと何部作になるか、完結まで何年かかるか、気が遠くなるのだが、気になるのが戦闘のバランス。

レベル・魔法・技・武器などの習得という、RPGの遊びどころの一つが、次回作あたりでそろそろカンストしてしまう。

また、他のメンバーと比較しても、ユフィが相当強い。

ティファ並みに素早く動いてコンボが決まり、バレット並みに遠距離攻撃もでき、忍術も使える。

強すぎないか?

 

こういう部分のバランスを考慮すると、3部作ぐらいが限界じゃないかと思う。

途中で今回のような追加コンテンツを挟みつつ、やはりユフィとヴィンセントは仲間にしなくてもクリアできる(追加コンテンツのみで本編には登場しない)ということになるのだろうか。

 

RPGは長すぎるとこういう問題が起こる。

この点はゲームと映画の違いなのだろう。

 

しかしPS4ならまだ遊べるユーザーがたくさんいただろうに、youtubeで済ませているファンがいることをスクエニ&ソニーには反省してもらいたい。まあ、分かってやってるんだろうけど。