9のEDが良すぎて、ロスを発症する前に10に手を出しました。
こちらも、某人気投票で1位になっていたり、最高傑作との呼び声が高い作品です。
…が、
とりあえず5時間ぐらいプレイた感想。
…、ダメです。
いくら何でもこれで「最高傑作」はない。
「複雑に絡んだ伏線を最後に一気に回収」タイプのストーリーらしく、そこがよくできているらしいのですが、ここから先でどんなにシナリオが素晴らしかったとしても、私が4・6・7・9に対してつけている評価を上回ることはないです。
5時間やった時点の感想は、正直、「クソゲー」です。
FFというブランドタグが付いていなければ、「コンビニの弁当」並みに残念です。
気になっている点を列挙。
①ムービー以外のグラフィックに魅力がない・美しくない
特に気になるのが色使いと衣装。
すべての色が濃すぎて目がチカチカする。
やたら黄色を使いたがるのも?
色に意味やコンセプトがあるならわからなくもないが、異世界から来たティーダの服装が、あっさり東南アジアとハワイを掛け合わせたような民族衣装になじむって…。
②セリフはフルボイスに近いのに声優が下手
ティーダとユウナ、まさにヒーローとヒロインでこのクオリティなら、むしろ字幕の方が良い。
ティーダの声の人は今やベテランで超うまいらしいが、少なくともこの仕事に関しては素人並みで、なおかつCGのクオリティも低いので、頻繁に入る準ムービーシーンが白々しくてつらい。
③人間の表情・動きがギクシャクして気持ち悪い
当時の技術&ハードの性能ではこれが限界だったのだろうが、表情がただただ気持ち悪い。
眼球の動きや口の動きが不自然すぎ。
いや、むしろこのCGで本職のうまい声優使うのは無理だったか。
ユウナがオッドアイ(左右で瞳の色が違う)という設定も…、そういう猫見たことあるけど…。
④キャラ設定がアニメっぽい「そんな奴いねーよ」感。
⑤一本道なのに無駄に動き回れるのでどこに進んだらいいか分からない・移動が面倒
⑥移動時もイベントや戦闘のときも、カメラワークが無駄にコロコロ変わる。
⑦他のキャラにスイッチしながら戦う戦闘システム
⑧「スフィア」で強くするシステムが面倒
⑨戦闘中の演出(召喚など)やムービーをスキップできない
全体として、「FFである必然性」がどこにもない。
FFの名を冠していなければ、いかにストーリーが良かったとしてもここまで評価されることはなかっただろう。
純粋にゲームとして、またFFのナンバリング作品として、序盤のみの評価は、★2つ。
この評価が覆るほどの何かがあるかどうか、続きをやって確かめていきます。