みなさん、ちょっと聞いてください。

 

私は今年で40歳という、中国の偉い人の言葉では「不惑」の域に達するべき人間なのですが、不惑どころか、迷いのカタマリです。

まあ、紀元前の世界と現在の情報社会では、迷いのレベルが違いますからね。

その昔は40年も生きれば、ほとんどのことは経験済みで、成熟した大人になれたのでしょう。

ある意味、シンプルで良かったよね。

 

と、僕ごときが生意気にも不貞腐れた態度で自分の迷いを正当化したところで、だれも感心するわけなどないのですが、特に私が最近困っていることについて書いてみます。

 

私は、男で、異性愛者なので、若くてきれいな女の人がいれば、単純に性欲が反応します。

それはしょうがないでしょ。

キモイとか言わないで。

 

で、前回までの記事にも書いた通り、私のテーマの一つに「ナルシシズムを理解する」ということがあります。

ナルシシズムにからめとられている私は、とにかく、

「人から褒められようとすることをやめられない」

「人から褒められようとすることによってしか、他者との関係を築けない」

という「病気」なのです。

 

自分がこの病にかかっているということを、最近になってようやく自覚したのですが、15歳のころに発症して以来25年間、まあ、ひどい人生になってしまいました。本当に、恐ろしい病です。これは。

あろうことか私は「学校」という場所でその病にからめとられてしまったため、成績優秀の優等生だったんですが友達も恋人もいないという状態になり、それをこじらせて様々な苦悩を経験しました。

 

たぶん「生きづらい」と語る人は、「褒められるために努力も我慢もして、それなりに達成した成果もあるのに、誰からも(存在として)求められることがない」という状態なのだと思います。

当然、私もその一人です。

 

こういうわけで、私は努力も我慢もしたし、それなりに才能もあったと思うし、それなりにいい奴だったと思うのに、誰からも必要とされない、求められない、っていう状態になりました。

20代のころなんて、ほとんどフリーターに引きこもりとニートをブレンドしたような生活をしていました。

 

さて、若い女性で、極端な話、アイドルなんかは、「異性から(性的に)求められる」っていう回路で、努力も我慢もすることなく(いや、そりゃ、成功するための努力や我慢はあったのだとしても、そもそもその土俵で勝負できるだけの条件は授かったものとしか言いようがない)、それでやっていけるわけです。

そして、ひとたび自活できるだけの収入が確保されれば、人間として成長できるだけの出会いや経験も積み重ねることができ、単に性的な魅力だけでなく、人間としての魅力も手に入れることがありうるわけです。

 

アラフォーの私はそういう人に対してジェラシーを抱きつつ、しかも、前述の通り、リビドーもまた抱かざるを得ないという、悶絶するほど苦しく悲しいサガに苦悩している、ということになるわけです。

 

なあ。ブラザー。

俺の哀しみ分かってくれるかい。