私は、いわゆる内向的な人間でして、極端に言えば、自分の内面にしか関心がありません。

 

自分と同じような考え方や感じ方をする人間なんて、いないだろうと思っていました。

こんなに不器用で生きづらいのは自分だけなんだろうと。

 

しかし、数年前に高橋敦さんの名著、『「敏感」にもほどがある』を読んで、それがある種のマイノリティに共通して経験される感覚なのだと分かりました。

この本に出合ったのは、うれしかったですねえ。

自分が内向的な性格だと思う方は是非読んでみてください。

 

HSPの感受性や共感性の高さは、赤ん坊の時の自他未分離な状態を維持したまま成人してしまうことに起源があります。

言い換えれば、これも「抑うつポジション」をうまく克服できていないことの表れではないでしょうか。

いや、もしかしたら、「抑うつポジション」は必ずしも克服すべきものではないのかもしれません。

ですから、ナルシシズムとHSPとの親和性はかなり高いと思います。

 

そして、すべての物事を「空」であるとする般若心経の考え方は、特にHSP気質の人にとっては救いになると思いますし、持ち前の共感力で少しでもその内容を自分のものにできそうな気がします。もっとも、本当にマスターするには長い修業が必要でしょうが。

 

私にとってこの3つのテーマ、ナルシシズムと般若心経とHSPは、当面の間、いろいろ本を読んで考えを深めていく人生の根本課題です。