前回の記事でヘッジについて書いたので、第1回目は、カントリー
ヘッジについてです。
NZドル投資研究会のトップページには、A国からC国、そして日本
と4ヶ国が登場しますが、その名前の通り、ある国が破たん、もしく
は崩壊することに備えたリスクヘッジ(リスク回避)行動が、カントリー
リスクのヘッジです。
21世紀になった現在、国が破たんすることなんてあるのか?という
疑問がありますが、現実は今ギリシャやその他の欧州の国々が
このカントリーリスクによって、追い込まれています。
人類の歴史を振り返ってみると、国や国家はいつか崩壊しています。
今はその可能性が低くなったと言えますが、それでも財政破綻や
独裁国家などは、暴動などによって打倒されています。このカントリー
リスクは、海外投資をするに当たって、まず最初に調査をする基本
事項になります。
日本人なら基本的に日本に住んでいると思います。そして日本の金融
機関にお金を預けて生活をしています。この生活が今後将来に渡って、
平気なのか?それが、まず日本人の考えなければならないカントリー
リスクです。
日本は、少子高齢化社会で人口減社会です。国債の債務残高もGDP比
で軽く100%を超えています。また消費税も増税されます。それから昨年
の地震で分かったように原発リスクもあります。国内の抱える問題を総合的
に加味して、これからも日本は安泰だと判断すれば、カントリーリスク
を考えずに、次のステップであるバンクリスクに進みます。
もし日本の展望にリスクを感じるのであれば、他の国にリスクをヘッジ
することを考えることも選択になります。例えば、NZドル投資研究会の
管理人であれば、日本からはるか離れた国、ニュージーランドにヘッジ
をしています。どこの国を選ぶのか?それは個人の経験や志向にも
よります。海外旅行や留学をしたことがあり、この国が住みやすい、
好感度が高いなど、理由は様々です。特に正解はありません。管理人
の場合は、ニュージランドに行ったことがあり、その自然豊かな土地
が好きです。また住みやすい国だと思っています。
またヘッジの掛け具合も、個人の考えなので、正解はありません。
日本がとても危ないと思えば、それだけ海外にヘッジを掛けることに
なるでしょう。管理人場合は、HPに書いてあるようなパーセンテージ
で変動させるようにしています。
大事なことは流動性です。リスクとは日々変動します。日本とA国
の2ヶ国でヘッジを掛けるなら、その割合を変動できるような枠組み
を構築することも重要です。
遠い海外の国に口座を開設したけど、その国に本人が行かないと
なにもできないというのでは、意味がありません。その点、今は
ネットバンキングがあるので、だいぶ便利になりましたが...
次回は、バンクリスクのヘッジです。
(NZドル投資研究会のHP )