保険を考えるときの5つのベーシックポイント その④
今回は、保険は人生のなかでも大きな買い物。といわれています。。です。
保険は人生のなかでの大きな買い物のひとつといわれています。たしかに単純に保険料を支払った期間で合計すれば、自分がどれだけ大きい買い物をしてるか?わかります。一般的には住宅に次ぐ大きな買い物といわれております。
ただ私が思うのは、こういった比較論は事実として知っておくのはいいことですが。こういった計算はすればわかることで、保険を他のものと比較はするべきではないと思います。
例えば、食費だって毎日使うわけですが、毎日グルメばっかり食べて、たくさん使うひともいれば、質素な食事で満足な人もいるわけです。
車が好きな人は、車にたくさんお金を使う。旅行がすきな人はそこにお金を使うわけです。
そこには、その人の価値観とか思い入れが入ってくるわけです。
限りあるお金と時間の中で、出来ることは限られてきます。全てが100%思い通りにいくひとはいないでしょう。
保険には、様々な機能(メリット)があります。目的によって商品も違ってきます。
例えば貯蓄することを買い物とは呼びませんが、保険には預金と同じように貯蓄機能もあるのでこういった商品を買いものとはいわないでしょう。
例えば、掛け捨ての保障がメインの商品と貯蓄重視の商品では、目的やメリットも違ってきます。
その人の目的に応じて、決めていけばいいわけです。
たしかに保険は家計の出費の中でも、決して小さいわけではないと思います。
しかし、その出費にたいする満足感や安心感は、他の人に決めてもらうわけではなく自分が決める話しです。
そういった意味で、保険営業マンや保険代理店などの言いなりになってはだめで、自分でその価値を見出す必要があります。ただその価値を見出すにしても、将来の目に見えないリスクや将来設計、資産運用の知識などを的確に教えてくれる相談相手は必要でしょう。保険の場合は手にとってわかる商品ではなく。目に見えない商品といわれます。そこを考えるのには専門家の助言などを参考にするのはとても重要です。
最近は生命保険もインターネットから簡単に加入できますし、そのこと自体を否定はしませんが、自動車保険ならともかく生命保険や資産運用商品などは、上記のようなフィルターなしに簡単に決めると、あとで後悔することになるかも知れません。
保険は出費が大きいから、減らしたい。限りある家計のなかからやりくりすうるのはたいへんですからもっともな考えですが、それができるのは人生における優先順位が低い場合のみです。
次回は、保険は商品よりも考え方のほうが重要です。