つくる楽しさ再び…超小型ブロック玩具に
大人も夢中
幼いころ、ブロック玩具で遊んだ思い出のある人は多いだろう。
想像力しだいで無限に広がるブロックの世界に、多くの子供たちが目を
輝かせたに違いない。
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そんなブロック玩具に今、大人がハマっている。
誕生日やクリスマスなど特別な日に少しずつ買い足すしかなかったブロック
玩具への心残りを“大人買い”することで解消する人もいるようだ。
京阪百貨店守口店(大阪府守口市)で人気の「ナノブロック」(714~
9660円)は、ブロック玩具の老舗メーカー、河田(東京都新宿区)が
手がけた超小型ブロック玩具。
最小部品は幅4ミリ、高さ5ミリと同社の従来品「ダイヤブロック」の約半分の
大きさ。
部品が小さいため、造形物をより細かく、リアルにつくれるのが特徴だ。
「繰り返しつくる楽しさに、完成品を飾る喜びが加わったことでビジネスマンや
OLに人気が広がっている」と同店玩具売り場販売担当の梶美保さんは話す。
サッカーなどのスポーツシーンや動物、城など約30種類あり、1カ月に
50セット売れることも。
「モアイ像」や「モン・サン・ミシェル」など、世界の有名スポットは30代男性に
大人気。
話題の「東京スカイツリー」は特に売れ足が早く、品切れになる可能性も
あるという。
