今年の夏ドラマは視聴に後ろ向きでした。
なんとなく見続けてしまったドラマの感想です。
★しょせん他人事ですから(テレビ東京)
中島健人(ケンティ)が好きなんですよね。
今回は、髪型をガラリと変えて今までにないキャラクター・保田理を演じています。
彼は、主にネットトラブルを扱う弁護士。依頼人に親身に向き合うというよりは
「しょせん他人事だから」と軽い応対をしつつも解決していく、という内容。
コミックが原作なので、ドラマの保田先生もかなり漫画的な軽さ。
まあちょっとうざいキャラではありました。
ただ、ドラマの内容は世間を騒がせているネットトラブルを扱っていて
開示請求とか、炎上、デジタルタトゥーだとか、なかなか勉強にはなりました。
最近は誰もが心の声を呟いたり、違和感ある発言を正義感で拡散したり、と
匿名性に隠れて出来心でやったことが、広がるとか。
犯人捜しに躍起になるとか。
なんだか生きづらい嫌な世の中だなあとちょっと思います。
SNSは闇のような使い方でなくて、役に立ったり幸せになるような使い方が
もっと広まればいいと思います。
★スカイキャッスル(テレビ朝日)
どうしても韓国版と比べちゃうけど、なかなか日本版もよかったと思います。
短い時間枠でうまくまとまってました。
ただ、泉(木村文乃)の言動がちょっと配慮がないというか。
大勢の前で紗英(松下奈緒)の出自をバラすとか。
韓国版のこの役は常識者で筋が通っていて、好感度があったのですが
泉はあまり応援できない感じだったなあ。
あと未久の転落死ですが、あんな手すりが高いのに落とすのは至難の業では?と
突っ込まずにはいられなかったです。
★マル秘の密子さん(日本テレビ)
これは一応サスペンスドラマということなのかな。
九条開発の社長の死を巡っての相続争い。
社長の密かな計画の実行を託された介護士の夏(松雪泰子)
彼女を社長にすべく、暗躍する密子(福原遥)
密子は何者なのか、そして本当の目的は?
全体的にレトロモダンな雰囲気。リアルなようでどこかファンタジーのようで
不思議な雰囲気のドラマでした。
正直、ヒロインの密子さんにはあまり肩入れできず。
上から目線の態度だったり、したり顔で仕切ったりするのが
ちょっと福原さんだと緩すぎるといいますか。
一方、松雪さんは前半は気の弱い感じ。
気の強い松雪泰子が私は見たかったので思惑が外れました。
最終回は意外な人が黒幕で、少し驚きました。
夏ドラマはこんな感じでしたね。
評判だったドラマは何も見ていないので、人と話が合いませんw
秋のドラマは面白いものにあたるといいなあ。