おうちで映画。
宝塚星組でこのミュージカルが上演予定。それに合わせて放送されたのでしょうか。
あまりに良いタイミングですよね。
チケット取れず、観に行く予定もなかったのですが、
どんなお話か興味あり録画して観ました。
ビッグ・フィッシュ
ティム・バートン監督のファンタジー。
父親がいつも語る人生のストーリーは
息子にとって嘘のようにしか思えず、いつしか父親と離れてしまっていたけど
改めて父と向き合い、その人生のストーリーを裏付けするような事実に出会う。
そして死にゆく父に息子が語るストーリーは・・・
ティム・バートン監督お得意の奇想天外な登場人物。
彼らが不思議な存在なので、息子のウィルが父の話を信じられない気持ちもわかります。
父・エドワードが妻と巡り合うまでの冒険は見ているこちらもドキドキワクワクしました。
エドワードという人は、受動的な人ではなくて、自分で運命を切り拓いていける人。
人生において、これはとても強みだなあと思います。
ぼんやり過ごすのではなくて、自分にできることに挑戦していく人生。
結果、いろいろな人と出会い、信頼されていく。
もう遅いかもしれないけれど、私もこれからそのように生きていきたい。
大それたことはできないけれど、前向きな気持ちでね。
結末は広げた何かを次々に拾い上げていくようなスッキリ感。
そして温かい気持ちになれました。
好きな作品「チャーリーとチョコレート工場」で見覚えのある俳優さんが結構いました。
もちろん、ヘレナ・ボナム・カーターも。
さて、この作品、どのように宝塚でミュージカル化されるのか興味深いですね。
シアタークリエで川平慈英さんが主演されたのは未見です。
ファンタジーをどう演出されるのか、宝塚ならではの華やかさを生かせそう。面白そうです。