キム・ジェウクが出ているのを知り、惹かれつつも

主演が中山美穂・・・で躊躇。だけど評判が思いのほか良かったので、見たい気分が高まりました。

角川シネマ有楽町では、来週から夜遅い回のみしか上映しなくなるので

思い切って金曜日の18:15の回へ。仕事終了とともにダッシュして間に合った!

蝶の眠り

 

作家の涼子(中山美穂)は遺伝性アルツハイマーの病の発症を感じ

限られた生を感じながら生き始める。

そこで出会った留学生のチャネ(キム・ジェウク)と心を通わせるようになるが

彼や自分の将来を考え、身を引くことにする。

しかし彼女なりに彼への真実の愛の痕跡を残していく。

 

まず・・・

やはり私は中山美穂という女優は苦手でしかなかった・・・・

昔から彼女の魅力がちっともわからない。

それでもわかろうと彼女の映画を何本か見たことがあるが、いつも失望してしまっていた。

今回も映画自体の評判が良いから期待していたが

その甘ったるいセリフ回しがどうも好きになれなくて、

=涼子の気持ちに感情移入できなくて、すみません、ダメでした。

特に学生たちへの講義風景とか宿題にダメ出しするところとか

飼い犬がいなくなったことへのチャネへの八つ当たり具合とか・・・

痛い、と思ってしまいました。

また彼女の衣装が必要以上に胸元が開いていたりして何だか嫌らしいなあと。

ごめんなさい、もうやめますw

 

とはいえ、

だんだん自分を失っていくアルツハイマーという病に怯えながらも

生きた証のようにちょっとした仕掛けを作っておいて

それを後からチャネが知るという部分には、涼子の深い愛を感じて心に染みた。

同じように日々自分を失っていく父を見ている私としては

映画での表現はきれいであって、本当はもっと壮絶だと思う。

何も知らない赤ちゃんがひとつひとつ身につけてきた人としての普通の生き方が

病によってまたそれが削がれ落とされていき、

当然できていたことすらわからなくなっていく。それがどんなことなのか。

涼子の将来への恐怖感が身に染みてわかる。

だからこそ、そうなる前に何をすべきかを涼子は冷静に判断して行動したことは

本当に懸命だし、それでも愛する人に自分の存在を憶えていてほしいというのは

たとえ自我を失っても彼女の楽しみでもあったでしょうね・・・。

 

あっ

キム・ジェウクくんはやはりソフトなイケメンでした。

コーヒープリンスの時からあまり変わらないね~風貌が。

日本語が操れるので、こういう日韓合作の映画に駆り出されることが多いわね。

 

涼子が住んでいる家がとてもおしゃれで、

解説を読むと実際の建築家の住まいをお借りしたとか。

緑が多くて、何よりも人が長年住んでいる気配が感じられるステキな家でした。