皆川博子『ジンタルス』河出書房新社 2026
今日5月27日、刊行。
届きました!?
どっしりとしたこの重さがうれしい。
全480ページ。
装画は伊豫田晃一
装丁は柳川貴代
皆川作品にこのおふたりがあってこそ。
なかに暗雲を秘め、
なお静謐なうつくしさただよう造本。
背に置かれたことばは詩となってきらめく。
<沈んだ虹と
哀しみは
海底で
琥珀となる>
お手に取ってみてください。
◆本の紹介はこのように。
皆川博子でしか描き得ない世界がここにある。
希望と物語の歓びに満ちた傑作長篇、堂々刊行!
19世紀、弾圧的な帝政下のロシアで画業と詩作を志す農奴ミーシャ。
19世紀ロシア。伯爵に仕えながら絵画を学ぶ農奴のミーシャ。
館で「亡霊(プリーズラク)」と呼ばれている青年ステンカとの出会いから、
ペテルブルクで画才と文才を磨く道が開けるが――
13世紀バルト。
北方十字軍に故郷リヴォニアを侵略され、家族を失った少年ジンタルス。
貴族の息子マクシミリアンの従者として遍歴の旅に出るが、
復讐の念は彼を修羅の道へと導く。
圧政と戦乱――二人の青年が辿り着いた、自由とは、表現とは、生きるとは。
ミーシャの物語と、ミーシャが記したジンタルスの物語。
二つの物語を交錯させ、時代も国も越えて贈る、最新長篇にして最高傑作!
13世紀、北方十字軍に故郷と家族を奪われ復讐を誓うジンタルス。
自由とは、表現とは、生とは。時代と国を超えて描く圧巻の歴史長篇!

