雨夜白座 歌集『魔術師の圓套』 兎影館 2026
なんと瀟洒な歌集でしょう♪
雨夜白座短歌、
塚本邦雄創刊歌誌「玲瓏」に出詠され
その50首を
旧仮名・旧字体に変えて組んだ
小冊子第二集「魔術師の圓套 Cosmic Shroud」
今回の表紙はチョコレート色。
そこに金の箔押しで表題、名が置かれ、
まさに彫琢したよう。
冊子は金糸で綴じられて。
印字は緑、
ルビはベージュでしょうか。
一ページに二首、あるいは三首。
右ページは右に、
左ページには左に置かれ、
その絶妙なバランスと空間のひろがり。
縦書き、旧字、旧仮名の表記でないとニュアンスが違ってしまいますが・・・
魅かれる短歌を。
ひとたびに四大元素を列(なら)ぶれば<魔術師>の圓套(マント)ひるがえりぬ
文目なき繭の淡綠うるわしき生るゝ生絹(すゝし)の衣(きぬ)いつくしき
たえまなき痛みは浮力 銀の匙もてすくふことのは銀砂子
狼の遠吠えきこゆ はつそらに蛇の目をゑがく月暈の虹
萬象はたがひちがひにひた周る黒のしろたへ白のひたくろ
ご恵与、ありがとうございました。
雨夜白座歌集『魔術師の圓套』
装丁・挿画=柳川貴代
判型=A5変型判・本文24ページ
印刷=羽車 発行=兔影館 2026年5月21日発行
カラー挿画1点収録 限定50部、
番号・検印入
https://fragment-e.stores.jp/items/69e18585941bd6191488348b
(画像は✕からお借りしました)


