あの仁左衛門さまがここに♪ 宮辻政夫『仁左衛門花実抄』法蔵館 2025年 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

宮辻政夫『仁左衛門花実抄』法蔵館 2025年

 

 

あの仁左衛門丈のあたり役、

 

どのように役をとらえ、演じているか

 

13の役をとりあげて、

 

仁左衛門をくっきりと造型する著作。

 

 

 

◆本の紹介はこちら

 

現代の名優、片岡仁左衛門の芸の特徴とは。

 

表現している人物像はどの点が独自なのか。

 

二枚目から色悪、神となる菅丞相まで、

 

代表的な13役を通して、芸の核心に迫る。



【目次】


序 章 役への姿勢<浮世又平、加古川本蔵>

第一章 『仮名手本忠臣蔵』(大星由良之助、加古川本蔵)
第二章 『義経千本桜』<渡海屋銀平実は新中納言知盛、啀みの権太>
第三章 関西歌舞伎の衰退と仁左衛門
第四章 『女殺油地獄』<河内屋与兵衛>
第五章 『菅原伝授手習鑑』<菅丞相>
第六章 『廓文章』<藤屋伊左衛門>
第七章 『平家女護島』<俊寛>
第八章 『一谷嫩軍記』<熊谷次郎直実、源義経>
第九章 『桜姫東文章』<釣鐘権助、清玄>
あとがき