朔太郎の酒♪ 「ロマンチックな飛翔 酒と詩人と人生と」明日までです! @前橋文学館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

「ロマンチックな飛翔 酒と詩人と人生と」

 

前橋文学館収蔵資料展 @前橋文学館

 

 

<平常素面(しらふ)の意識ではできないことが、

 

所詮酒の力を借りて出来るところに、

 

飲んだくれ共のロマンチックな飛翔がある。>

 

 

朔太郎、ずいぶん飲んだひとで、

 

「宿酔(ふつかよい)」詩があるほど。

 

決して酒の賛美でも、耽美的でもない朔太郎の詩篇。

 

真新しい結城や紬の着物をどろどろにしてしまう朔太郎。

 

 

酒は、

 

現実には生きにくい朔太郎のよりどころ、だったのかも。

 

 

文学館のなかはまるで酒場!

 

カウンターにはグラス、

 

漆黒の壁には酒がずらりとならぶ。

 

酒樽が積み上げられて。

 

 

群馬の地酒、酒蔵がなんてたくさんあるのでしょう。

 

「伝統的酒造り」のコーナーも。

 

 

 

 

 

 

 

朔太郎の再婚相手・大谷美津子(ふたりの笑顔で歩く写真)、

 

その兄、杜氏で詩人忠一郎と

 

弟・正雄との交友など、

 

初めて知ることも。

 

 

明日、最終日!

 

「春だ! 地酒だ! 朗読だ!」

 

 

特別館長・萩原朔美さんたちによる

 

酒にまつわる作品の朗読が、あります♪