深淵を旅するような バルトークピアノ協奏曲第3番 ピエモンテージのピアノ! 山田和樹&N響 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

山田和樹指揮、NHK交響楽団の

 

2024年11月9日2022回定期演奏会を録画で観ました。

 

 

フランス物のコンサートでしたが、

 

強烈ないろどりをはなったのは

 

バルトーク晩年の傑作《ピアノ協奏曲第3番》

 

ピアニストはフランチェスコ・ピエモンテージ。

 

ピアノの第一音からハッとするほどあざやか。

 

二楽章のそぎ落とされた音は深淵をのぞかせ、

 

内奥を旅するよう・・・

 

 

フランス物のプログラムは

 

《バッカスとアリアーヌ》 ルーセル(1931年作曲)

 

《優雅で感傷的なワルツ》 ラヴェル (1911年作曲)

 

               《イベリア》〈通りから小道から〉

                     〈夜のかおり〉 

                     〈祭りの朝〉ドビュッシー (1911年作曲)