金子兜太先生の他界された日が近づいてきました。
金子兜太『あの夏、兵士だった私』
2016年8月13日 清流出版刊。
サブタイトルにあるように
「96歳、戦争体験者からの警告」
トラック島での生々しい体験を語り、
戦後、どのように生き、
現在ただいまを見るか。
兜太の根幹を語る一冊。
講演・講座・講義でもおりにふれ語られ、
この本の装画にあるような地図をフリーハンドで描き、
話される言葉は鋭く重い。
◆本の内容紹介
今こそ、伝えたいあの戦場体験!
トラック島、数少ない元兵士が語る、
戦場の日常、非業の死、食糧難……
反骨の俳人は、どのように戦後を生き
現在を見るのか?
「アベ政治を許さない」のプラカードに
込めた意味とは?
◆出版社からのコメント
日本社会に戦争の記憶が薄れるなかで、
私のような戦争体験者が果たせる役割、
いや生き残りだからこそ、
果たすべき役割はたくさんあるはずです。(プロローグより)