<よみがえる三島由紀夫 生誕100周年> 「新潮」2月 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

三島由紀夫生誕100年!

 

2025年1月14日がその日。

 

「新潮」2月は三島の大特集。

 

まずは平野啓一郎の講演。

 

平野はデビューのおり「三島由紀夫の再来」と言われ、

 

2023年に大著『三島由紀夫論』を上梓。

 

講演録「三島由紀夫の絶望の先へ」は読みごたえたっぷり。

 

 

『金閣寺』の編集者・菅原國隆への手紙、

 

この公開された書簡のなまなまいこと。

 

「三島由紀夫への手紙」は川本直ほか5人の作家。

 

「三島由紀夫の文」は三島作品の中から一文を27人が選ぶ。

 

ゴア・ヴィダル「三島の死」

 

横尾忠則「創造と礼節」

 

 

 

 

 

 

 

 

特集 生誕一〇〇周年 よみがえる三島由紀夫


【講演録】
三島由紀夫の絶望の先へ平野啓一郎


なぜ彼は「天皇陛下万歳」を叫び、割腹自殺を選んだのか。

 

虚無の思想を克服するためのいくつかの問い。

 


【論考】
『金閣寺』担当編集者の葛藤――菅原國隆宛書簡を読む井上隆史
「人間病」の構想が代表作へと結実するまで。

作家と編集者の蜜月を証立てる11通の手紙とその後の関係。


 

特別企画 1――三島由紀夫への手紙


拝啓、三島由紀夫川本 直
私へ九段理江
残された〈結び目〉の謎佐藤 究
「文化の不満」をどう解消するか島田雅彦
陳腐な死に方の陳腐でないあなたヘ田中慎弥
別の「生を」中村文則

 


特別企画 2――三島由紀夫の文

石井遊佳 石沢麻依 市川沙央 伊良刹那 上田岳弘 宇垣美里 

大田ステファニー歓人 角幡唯介 黒田夏子 佐伯一麦 向坂くじら

 杉本博司 鈴木涼美 先崎彰容 辻原 登 豊永浩平 永井みみ 

長野まゆみ 乗代雄介 蓮實重彦 東出昌大 古川日出男 

宮内悠介 村田沙耶香 森村泰昌 山田詠美 吉田大八


 

【随筆】
三島の死ゴア・ヴィダル川本 直・訳)


創造と礼節横尾忠則