『レディ・ムラサキのティパーティ』毬矢まりえ・森山恵 講談社 2024年刊
紫式部『源氏物語』は1000年前。
「ウェイリー版 源氏物語」刊行は1925年、
今から100年前。全6巻。
この英訳でイギリスはもとより、世界各国で訳されて。
ドナルド・キーンさんが日本文学と出会ったのもこの著。
その「ウエーリー版 源氏物語」を日本語訳されたのは
毬矢まりえ・森山恵の姉妹。
<らせん訳>=トランスクリエーションと名づけられた。
「源氏」の訳をなぜ始めたか、
どのようにたどったか、限りない喜びととともに
新たな視点、よりうつくしい日本語にしてゆくか、
熱意と「源氏」への敬愛がたっぷりつまった、この著。どうぞ。
NHK‐Eテレ「100分de名著」2024年9月放送
「ウェイリー版・源氏物語」、
講師は安田登さん。
第4回には毬矢まりえ・森山恵の姉妹も登場♪
◆本の紹介はこちら
レディ・ムラサキとは、一体だれなのか?
1925年、アーサー・ウェイリーによる初の英語版が刊行されて以来、
世界各国に翻訳された「源氏物語」は、時代を超え国境を越え、
中国古典からギリシャ・ローマ神話、聖書、シェイクスピア、
プルーストやウルフらモダニズム文学、そして現代まで――。
数多の異言語・異文化の波を潜り、「世界文学」として新たに生まれ変わった。
千年前の古典原文、百年前の英語、現代日本語を往還しながら、
『源氏物語』の〈らせん訳〉=トランスクリエーションを成し遂げた著者による、
発見の喜びにみちた評論エッセイ!
NHK‐Eテレ「100分de名著」2024年9月放送「ウェイリー版・源氏物語」、
講師は安田登さん。
第4回には毬矢まりえ・森山恵の姉妹も登場♪
NHKラジオ第一「高橋源一郎の飛ぶ教室」に著者出演で話題!