「文豪 谷崎潤一郎 美を追い求めて」
土屋文明記念文学館で開催されています。
館のお庭は紅葉黄葉、
路には枯葉が敷きつめられて。
直筆の文字の原稿や書簡、
幼少から各年代の写真が目を引きます。
谷崎、群馬・前橋とのゆかりも深く、
萩原朔太郎との親交、
群馬の伊香保(いかほ)で会ったり、
お互いの作品を認めて、書簡を交わされたり。
そうそう、おふたりとも1886年生まれ。
小説「小さな王国」前橋が舞台。
谷崎の最初の妻・千代は前橋生まれ。
この夫人はあの佐藤春夫へ譲渡された方。
その妹せいは「痴人の愛」のナオミのモデル。
谷崎の「源氏物語」現代語訳は生涯に3度。
それぞれの書籍が麗しい。
「谷崎潤一郎 新々訳源氏物語」、これも展示されて。
わたしのはこれ。
全巻もっているのがちょっと誇らしい♪