「文豪 谷崎潤一郎 美を追い求めて」@群馬県立土屋文明記念文学館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

「文豪 谷崎潤一郎 美を追い求めて」

 

土屋文明記念文学館で開催されています。

 

館のお庭は紅葉黄葉、

 

路には枯葉が敷きつめられて。

 

 

   直筆の文字の原稿や書簡、

 

     幼少から各年代の写真が目を引きます。

 

 谷崎、群馬・前橋とのゆかりも深く、

 

萩原朔太郎との親交、

 

群馬の伊香保(いかほ)で会ったり、

 

お互いの作品を認めて、書簡を交わされたり。

 

そうそう、おふたりとも1886年生まれ。

 

 

 小説「小さな王国」前橋が舞台。

 

 

谷崎の最初の妻・千代は前橋生まれ。

 

この夫人はあの佐藤春夫へ譲渡された方。

 

その妹せいは「痴人の愛」のナオミのモデル。

 

 

 谷崎の「源氏物語」現代語訳は生涯に3度。

 

それぞれの書籍が麗しい。

 

「谷崎潤一郎 新々訳源氏物語」、これも展示されて。

 

わたしのはこれ。

 

全巻もっているのがちょっと誇らしい♪