昨日の兜太 高崎兜太句会2009年10月を発掘しました(笑) | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

兜太先生90歳♪ (高崎メトロポリタンホテルにて)

 

 

 

 

高崎兜太句会、2009年10月を発掘しました!?

 

 

◆こちら

 

今日は高崎兜太句会、3ヵ月ぶり。


兜太先生、この9月23日に90歳に。


顔の色艶もよく、口跡明瞭、


句会はいつものように快調にすすむ。


ここは自主運営の会。



9月がなかったので、兼題は「梅雨」。←時期外れ


各自兼題2句と自由句をまえもって提出。


3句選プラス問題句。


この問題句というのは句が「わからない・なんじゃこりゃ」から


「表現がどうも」、「だが気になる」、四句目、などなど。

今回はみごとに選がばらけた。



 ジョーカーは内なる狂気梅実る  1(選んだ人1人)・問題句4

兜太は佳作に。

今回は入選句までで秀逸はなし。



 梅雨の月膝直角に階降りる

 梅雨寒のやさしいスープ届きます

 青梅雨や鉤鼻擤んで管財人

 紫陽花や雨読三日の膝がしら



ここでは全句に兜太の講評がある。



そのあとはお茶タイム。兜太節、さらに好調!


楸邨と草田男のことなど。


 

<楸邨宅へ皆々集まり、各々が勝手にしゃべり、


それを楸邨本人は煙草を喫して、いる。


楸邨はいるだけだが、

 

誰もがここでは「ほっとする」>とのこと。