安田登 内田樹「変調 日本の古典 講義」祥伝社 2017年刊
身体で読む 伝統・教養・知性
思想家・内田樹と能楽師・安田登
異才のお二人が語り尽くす本。
もう鱗がぼろぼろ、ぼろぼろ、落ちてゆく。
帯にある
<この二人が読み直すと「古典」はこんなに面白い。
日本文化の奥の底のさらに奥へ!
能、論語、古事記……あまりに濃厚な対談講義>
このジャックがこれほど相応しい本もないのでは。
目次
●草薙剣と出雲の鬼ライン
●源平の戦いは、海民と山民の戦いだった
●世阿弥が仕組んだ巧妙な仕掛け
●なぜ能は650年も続いているのか?
●知性の発動
●「論語」の六芸の謎に迫る
●教養を深く身体化した日本人