イザベル・ファウスト:ヴァイオリン協奏曲 シェーンベルクの難曲の清冽な演奏! @クラシック音楽館 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

シェーンベルクのヴァイオリン協奏曲は

 

十二音技法でかかれた難曲。

 

この曲は

 

ユダヤ系のシェーンベルクが、

 

ナチスから逃れてアメリカに渡った時期に作曲された曲。

 

 

イザベル・ファウストのヴァイオリンは

 

その卓越した技巧は、

 

<無調>、<十二音技法ので書かれた難曲>ということではなく、

 

どこまでも<音楽>を<曲>を描き出す。

 

曲に深く寄り添ったその音色。

 

この曲をこんなに惹きつけられて聴くことができたのは初めて。

 

 

 

鈴木優人指揮 

 

NHK交響楽団


ヴァイオリン:イザベル・ファウスト

 

 

【曲目】


ウェーベルン:パッサカリア


シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲


バッハ(ウェーベルン編):リチェルカータ


シューベルト:交響曲第5番ほか

 

 

【収録】2024年6月19日サントリーホール