若き日の小澤征爾さん、群交を振る! | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若き日の小澤征爾さん、群響を振る!

 

小澤さん、群馬交響楽団を振っていたのは1957年ころ。

 

あのスクーターでヨーロッパ「音楽修行」の2年前のこと。

 

赤城や群馬県内だけでなく北海道へも同道。

 

群響も若い、小澤さんも若い。

 

群響50年史を引用いたしますので、ご覧ください。

 

 

 

 

 

◆小澤征爾らと若手指揮者たち

 

 

「このころの群響メンバーは20人前後で、また入れ替わりも激しかった。

 

演奏会の指揮はほとんど渡邉暁雄と日比野愛次が担当していたが、

 

ときには指揮者がいなくて困ったこともあった。

 

そこで、渡邉から桐朋学園大学創始者の斎藤秀雄を紹介され、

 

斎藤のもとで勉強中の若手指揮者たちに来てもらうことになった。

 

 小澤征爾、山本直純、岩城宏之、久山恵子ら、

 

のちに有名になった俊才たちが続々と群響にやってきた。

 

それにつれて群響にも活気が出てきた。

 

とくに小澤は、安中、館林、赤城山、やがては北海道まで同行して、

 

あの独特の指揮ぶりを見せてくれたのである。」  群響50年史より