追儺かな鬼の女房になりすます 掌
◆追儺(ついな)・なやらい・鬼やらい
悪鬼を追い払うための儀式で、
なやらい・鬼やらいともいう。
もとは大晦日(陰暦)の夜、
宮中で行われていたものが、
寺社や民間に広まって、節分の夜、
豆をまいて災いを追い払うという行司となった。
冬の季語。
「鬼は~外ぉ、福は~内ぃ」という声、聞えますか?
前橋の過疎地帯(ドーナツ化してひとがいない)では
まったくその気配なし。