1970年11月25日。
三島由紀夫、自刃。
この日を「憂国忌」
<奔馬忌>ということも。
その三島が被写体になった細江の『薔薇刑』。(再掲)
この画像は「新装版」1971年刊。
ボール紙の外装のなかに、画像↑があり、
開いた内側に横尾忠則の画がびっしり描き込まれて。
縦横39×53
ページをめくったところに
三島の<双眸が薔薇>といった一葉が
金属板で置かれています。
Ⅰ 海の目 (横尾の挿画3葉)
Ⅱ 目の罪
Ⅲ 罪の夢
Ⅳ 罪の死
Ⅴ 死
の章立て。
数年前、細江の写真展でこの原版の写真を見ましたが、
この本のほうが、写真を大きくあつかっています。