怜悧な幻想長編 川野芽生『奇病庭園』2023年 文藝春秋刊 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川野芽生『奇病庭園』2023年8月 文芸春秋刊

 

川野 芽生(かわの めぐみ、1991年 - )さんは、歌人、小説家。

 

歌集『Lilith』、短篇集『無垢なる花たちのためのユートピア』、

 

掌篇集『月面文字翻刻一例』の新鋭で、『奇病庭園』は初の幻想長編。

 

 

静かな筆致で、怜悧な表現が、

 

いまこの世でない、

 

しかし、あるに違いない別の世界へいざなう。

 

その幻視、幻想を、どうぞ♪

 

 

◆川野 芽生(かわの めぐみ、1991年 - )

 

日本の歌人、小説家。神奈川県出身。

2010年、東京大学に入学。東京大学本郷短歌会に入会、作歌を始める。

2014年、短歌同人誌『穀物』結成。2015年、「怪獣歌会」結成。

2017年、本郷短歌会解散。

同年、間際眠子名義で第3回創元ファンタジイ新人賞最終候補に選出。

2018年、「Lilith」30首により第29回歌壇賞受賞。

2021年、歌集『Lilith』により第65回現代歌人協会賞受賞。

2021年現在、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程在籍中。