曼珠沙華です! 咲いています | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曼珠沙華です!

咲きはじめています。


曼珠沙華というと塚本邦雄のこの短歌。

 
   いたみもて世界の外に佇つわれと

        紅き逆睫毛の曼珠沙華

           
         (さかさまつげ) 



曼珠沙華はさまざまな名をもっています。

いわく、彼岸花・死人花(しびとばな)幽霊花

捨子花・狐花 ・天蓋花(てんがいばな)

墓場に多く生えるとか、

畦にあって、かつて飢饉のおり非常食になったとも。



ですが、こんなことも、あるとか。

「曼珠沙華は仏教で伝説上の天の花。

サンスクリット語 manjūṣakaの音写。

純白で,見る者の悪業を払うといわれ、

天人 が雨のように降らすという。

日本ではヒガンバナと呼ばれ鮮紅色の花を咲かす」。


その白い曼珠沙華、花屋さんで発見♪



◆歳時記では、このように

「ヒガンバナ科の多年草。
秋の彼岸に真っ赤な花をつけるが、
曼珠沙華は梵語で赤花の意味である。

鱗茎は有毒であるが、砕いて水にさらせば
非常食となる。

秋の季語」