皆川博子『天涯図書館』、新刊です!
『辺境図書館』『彗星図書館』に続く、本のガイドブック。
が、
「最後の日まで本に溺れ、
生まれ変わっても
本に埋もれていたい。」
という皆川館長が選びに選んだ本たちは
名作・稀覯本。
「読みたければ、世界をくまなく歩き、発見されたし。
運よく手に入れられたら、
無上の喜びを得られるだろう」と天涯図書館の司書はいう。
このコロナ禍、ウクライナの戦火で、
東欧、ウクライナ、ロシア関連も多い。
皆川さんの短編「焚書類聚」「針」も収蔵されて。
装画は伊豫田晃一さん、
装丁は柳川貴代さん
お二人による品格のある造本、
手に取るのがこよなくうれしい、
うつくしい書。