皆川博子『天蓋図書館』、小説の女王による名作・稀覯本のブックガイド  | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆川博子『天涯図書館』、新刊です!

 

『辺境図書館』『彗星図書館』に続く、本のガイドブック。

 

が、

 

「最後の日まで本に溺れ、

 

生まれ変わっても

 

本に埋もれていたい。」

 

という皆川館長が選びに選んだ本たちは

 

名作・稀覯本。

 

「読みたければ、世界をくまなく歩き、発見されたし。

 

運よく手に入れられたら、

 

無上の喜びを得られるだろう」と天涯図書館の司書はいう。

 

 

このコロナ禍、ウクライナの戦火で、

 

東欧、ウクライナ、ロシア関連も多い。

 

 

 皆川さんの短編「焚書類聚」「針」も収蔵されて。

 

 

装画は伊豫田晃一さん、

 

装丁は柳川貴代さん

 

お二人による品格のある造本、

 

手に取るのがこよなくうれしい、

 

うつくしい書。