ヴェルディのオペラ「ファルスタッフ Falstaff」
ドラマティックで重厚なオペラを書いた
ヴェルディの最後の作品は
シェイクスピアからの喜劇。
スペインの演出家C.ビエイト舞台。
(公式Excerpt)
ファルスタッフのマエストリ、
大きくて、おデブ、まさにファルスタッフ、そのもの!
たっぷりとした二重顎、
立派過ぎるほど脂肪ののったたいこ腹、
この方だと肉襦袢はいらない(笑)。
その容姿で歌い、演技する、まさに当たり役。
ヴェルディがこのマエストリのために書いた、かのよう。
女声のアリーチェ(コヴァリェフスカ)、メグ(アルドゥリアン)、
クイックリ夫人(カリャジナ)たち、
男声のフォード(ブリュック)、フェントン(パルチコフ)
表情や演技でコメディを演じて。
美術は建物、回転したり、断面を見せたり。
衣装は現代風。
終幕の妖精達はマスクをかぶっていて、かなり不気味。
<出 演>
ファルスタッフ:アンブロージョ・マエストリ
フォード(金持ちの市民):マルクス・ブリュック
アリーチェ(フォード夫人):マイヤ・コヴァリェフスカ
ナネッタ(フォード夫妻の娘):エルベニータ・カイタージ
クイックリ夫人:ナデジュダ・カリャジナ
メグ(ページ夫人):イダ・アルドゥリアン
フェントン(青年紳士):オレクシー・パルチコフ
ケイアス(医者):ユルゲン・ザッハー
バードルフ(ファルスタッフの従者):ダニエル・クルーゲ
ピストラ(ファルスタッフの従者):ティグラン・マルティロシャン
<合 唱> ハンブルク国立歌劇場合唱団
<管弦楽> ハンブルク国立歌劇場管弦楽団
<指 揮> アクセル・コーバー
<演 出> カリスト・ビエイト
収録:2020年1月19日 ハンブルク国立歌劇場(ドイツ)