ギヤマン ギヤマンに真夜みちみちて嚥下せり 掌 ◆ギヤマン・びいどろ・切子・カットグラス もとはダイヤモンドのついたガラス切りの道具をいったが、 それを使って細工したものをギヤマン細工といい、 ガラスそのもののことをギヤマンというようになった。 びいどろはポルトガル語が訛ったもの。 ガラス器の冷たい感触と涼しげな透明感が 夏にふさわしい。 山田みずゑ『日本大歳時記』より 夏の季語。