「誰も寝てはならぬ」が響き渡る! 三大テノールの饗宴! 1990年カラカラ浴場 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三大テノールの饗宴!

 

カレーラスの白血病からの復帰を祝福して、

 

この三人のコンサートが実現。

 

1990年カラカラ浴場にて。

 

 

また、観てしまった♪

 

カレーラス、歌い出す前の緊張の面持ち、

 

パヴァロッティ、アリア「妙なる調和」、

 

どんどん歌も高揚し、

 

最後のフレーズ「トスカ セイ トゥ」では

 

顔も真っ赤。

 

もうもう輝かしい<声>。

 

ドミンゴのまなざしの艶のあること♪

 

 

この三人の歌手を引き立て、煽る

 

指揮のメータの振りも大きくダイナミックで、

 

じつに歌手を良く見て、オーケストラを鳴らす。

 

 

オーソレミオのアンコールでの

 

三人のやり取りは何度見ても楽しい♪

 

 

 

◆以前のブログはこちら

 

プッチーニ「誰も寝てはならぬ」が、

 

カラカラ浴場に響き渡った!



3大テノール、

ルチアーノ・パヴァロッティ、

プラシド・ドミンゴ、

ホセ・カレーラス


この3人による初めての競演が実現したのは

1990年7月 ローマのカラカラ浴場でのコンサート。



中継され、全世界8億の人々が観たといわれる

そのコンサート&バックステージの映像を

NHK-BSで放映。



ひとりひとりで人気も実力も兼ね備えたオペラ歌手が

ライバルでもあるテノールが3人、

同じ舞台に立つ、奇跡のコンサート。

 

 

 

 

 

ドミンゴ、パヴァロッティ、カレーラス

 



オペラ・アリア、

 

世界各地で歌われている民謡、

ミュージカルナンバーなどなど、

まさに<声>の豪奢な饗宴!



指揮は巨匠スービン・メータ。

 

 

 

 

 

ドミンゴ、カレーラス、メータ&パヴァロッティ、



おりしも「甦る3大テノール」という

ドキュメンタリー映画が上映されて。

 映画予告編 https://gaga.ne.jp/threetenors/

 




プログラム

1)チレア:歌劇「アルルの女」フェデリコの嘆き
2)マイアベーア:歌劇「アフリカの女」おおパラダイス
3)プッチーニ:歌劇「トスカ」妙なる調和
4)レハール:喜歌劇「ほほえみの国」君はわが心のすべて
5)デ・クレシェンゾ:つばめは古巣へ
6)カルディルロ:カタリ・カタリ
7)デ・クルティス:帰れ、ソレントへ
8)ララ:グラナダ
9)ソロサーバル:サルスエラ「港の酒場女」そんなことはあり得ない
10)ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」ある日青空を眺めて
11)プッチーニ:歌劇「トスカ」星は光りぬ
12)プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」誰も寝てはならぬ
13)メドレー:マリア-トゥナイト-太陽の土地-シェリト・リンド
14)メドレー:メモリー-黒い瞳-カミニート-バラ色の人生
15)メドレー:マティナータ-ウィーンわが夢の街-アマポーラ-オ・ソレ・ミオ
16)ディ・カプア:オ・ソレ・ミオ
17)プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」誰も寝てはならぬ

【演奏】
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
プラシド・ドミンゴ(テノール)
ホセ・カレーラス(テノール)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
ローマ国立歌劇場管弦楽団
ズービン・メータ(指揮)

【収録】
1990年7月 ローマ・カラカラ浴場でのライヴ