これまでに4冊の句集を上梓しました。
第一句集『銀(しろがね)の』1992年 フォーキャスト
第2句集『朱夏の柩』1995年 邑書林
現代俳句協会青年部 フリーダム句集
第3句集『漆黒の翼』2003年 図書新聞
第4句集『月球儀』2018年 DiPS-A
『銀の』『朱夏の柩』『漆黒の翼』
11月18日の発行です。
句集の紹介をちょっと。
『銀の』は俳句を初めて、3年目!?。
文庫サイズで1ページに1句。
句は198句。
北京春雷青猫の奪われし
灰のよう桜のようにひと濃くて
黒揚羽昼星銀粉ひるがえし
オペラの歌い手が句集を出版したと
読売、毎日、朝日新聞、
俳句雑誌『俳句あるふぁ』に掲載。
いまからみるとあらら、と思うこと多々ありますが、
本にできたのが、うれしかった♪
第一句集から句は自分で選び、
句集にしてきました。
第二句集『朱夏の柩』は
現代俳句協会青年部のフリーダム句集9。
表紙を金にし、
オリジナル俳句歌曲<花唱風弦(かしょうふうげん)>の
楽譜を載せました。
<序>を金子兜太先生が書いてくださって、
なにより、うれしい♪
リサイタル<俳句をうたう 花唱風弦>@上野奏楽堂
この句集を「会場に置く」というミッションがあって、
もうもう、艱難辛苦の日日。
このコンサートには
兜太先生も駆けつけてくださった♪
紅梅の芯の銀泥の荒るるや
皐月朔日地獄大夫とおるわいな
渾身のツェッツェッ蠅の遠近法
病む馬のまなざしのなか紅葉散れり
鎖骨美し月光のはりさけん
この句集の鑑賞を
「海程」の創刊同人の山中葛子さんが
「現代俳句」に書いてくださいました。