世田谷文学館「月に吠えよ、萩原朔太郎展」始まりました! <萩原朔太郎大全2020> | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「月に吠えよ、萩原朔太郎展」世田谷文学館

 

 

いよいよ始まりました!

 

世田谷は朔太郎が晩年に住んだ地。

 

会期は10月1日~2023年2月5日まで。

 

 

 

◆世田谷文学館ホームページより

 

  1. 光る地面に竹が生え、……竹、竹、竹が生え。(「竹」『月に吠える』より)

 

日本の近代詩を代表する詩人、萩原朔太郎。

 

教科書などを通してその詩の鮮烈なイメージとリズムに出会い、

 

衝撃を受けた人も多いことでしょう。

 

世田谷は朔太郎が晩年を過ごした土地です。

 

当館でもこの不世出の詩人に新たな光を当てます。

 

人は一人一人では、いつも永久に、永久に、恐ろしい孤独である」

(『月に吠える』序文より)

 

と書いた朔太郎の詩は、世代や立場による分断が進み、

 

気づけば一人一人が孤立を余儀なくされている

 

現代の私たちに鋭く、強く迫ってきます。

 

しかし朔太郎は続けて、人間同士に共通するものを発見するとき

 

「我々はもはや永久に孤独ではない」とも書いています。

 

生活のすべてを詩に捧げた朔太郎が、孤独の先に見たものとは—。

 

書き遺された膨大な原稿やノートなどの資料や、

 

朔太郎に触発された現代の作家たちによる作品を通して見ていきます。