「ふだん着の詩集、よそゆきの詩集 萩原朔太郎著作展」
今日9月17日(土)から、
前橋文学館で始まりました♪
なんといっても
詩集『月に吠える』無削除初版!
川島幸希氏の寄贈によるもので、
「前橋文学館蔵」がひときわ輝くようです。
「朔太郎は詩集刊行に並々ならぬこだわり」があり、
本の装幀について
「内容のみならず形式と体裁、たとえば装釘、
本文の紙質、活字の組み方など、
すべてが渾然と融合して一つの作品をなす」と言い、
詩集『青猫』、『定本 青猫』、『氷島』
評論『虚妄の正義』、『絶望の逃走』などを
自身で装幀しています。
生前に出版された著作約40点を
稀覯本である異装版もずらりと展示されて。
◆ 会期 9月17日(土)~12月11日(日)水曜休館
画像は詩集『月の吠える』
絵 田中恭吉「夜の花」