「無言館・祈りI・II〜戦後75年 戦没画学生美術館から」
録画で観ました(2019年9月の再放送)。
無言館は長野県上田市にある
窪島誠一郎氏が戦没画学生の作品を集めた美術館。
無言館へ、かつて伺いましたが、
画学生の「もっと描きたい!」「生きたい!」という
声なき声が木霊して、
そくそくと迫ってきました。
その無言館という<場>での平和への祈り。
映像も静寂をたたえ、美しい。
まさに<今・現在>にふさわしいのではないでしょうか。
曲は戦争に触発されて作曲された
クラム作曲「ブラック・エンジェルズ」
ビーバー作曲「パッサカリア」
バーバー作曲 弦楽四重奏曲
メシアンが作曲した「世の終わりのための四重奏曲」
「ブラック・エンジェルス」は弦楽四重奏、
奏者は楽器を弾くだけではなく、
銅鑼をたたき、
マラカスをふり、
声を出す。
通常とは異なる奏法(ヴァイオリンを立てたり、
フラジオレットの上の部分弾く)などなど。
ビーバー作曲「パッサカリア」はヴァイオリン独奏。
バーバー作曲 弦楽四重奏曲
ここまでがⅠ。