「写真で見る近代詩」
ー没後20年伊藤信吉写真展ー
群馬県立土屋文明記念文学館で観てきました。
伊藤信吉(いとうしんきち 1906ー2002)
前橋市出身の詩人・評論家。
萩原朔太郎の全集を編集、
この土屋文明記念文学館の初代館長をされ、
そのおりの真っ白な髪がとても印象的でした。
昭和30年代末から約10年
(ちょうど日本の高度成長期のかまっただなか)
全国の詩人ゆかりの地を訪ね、
その土地と詩人とのかかわりを写真と紀行文に記して。
どの詩人のどの詩を選び、
その写真、その紀行文が
信吉の視点は詩や詩人をくっきりと立ち上がらせる、
さらに時代をも切り取っているよう。
今回の展示、見せ方がきわだっていました。
今週の13日(日)まで。
まだ間に合います♪
写真家・小松健一の
記念講演「写真家のこころ 詩人の眼
ー伊藤信吉さんのこと」は後日アップされる由。
そのブログはこちらに。