フォークトのジークムント、あのぺトレンコ指揮による「ワルキューレ」第1幕! 2018年1月21日 | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

フローリアン・フォークトと

 

幻の指揮者と呼ばれたキリール・ぺトレンコ、

 

日本に登場したのは2017年10月。

 

そのあまりに印象的だった上演は

 

いまでも耳に残って。

 

 

 

◆こちらがそのブログ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリル・ペトレンコ指揮、

 

バイエルン国立管弦楽団。

演奏会形式の「ワルキューレ」第一幕を録画で観ました。

「NHK音楽祭2017」10月1日のNHKホール。

幻の指揮者といわれたキリル・ぺトレンコが

ついにバイエルン国立管弦楽団と来日。


ジークムントは美声にして、

 

端正な容貌のクラウス・フロリアン・フォークト。

強靭なヘルデンテノールでいて、叙情的な響き。

あの「ヴェルゼ!」、

ぺトレンコがどれほど歌い手に気を配っていたことか。



パンクラトヴァのジークリンデの劇的なこと。

フンディングのゲオルク・ツェッペンフェルトの深い声。

なんという声の饗宴。

細部まで作りこんだ緻密にして、

芳醇なワーグナーが鳴り響くこと。

全幕、観たい!



◆ 楽劇「ワルキューレ」第1幕 (ワーグナー作曲)

ジークムント:クラウス・フロリアン・フォークト

ジークリンデ:エレーナ・パンクラトヴァ

フンディング:ゲオルク・ツェッペンフェルト


管弦楽:バイエルン国立管弦楽団

指 揮:キリル・ペトレンコ


(2017年10月1日 NHKホールで収録)