この「感泣亭秋報 十六号」、
ずしりと重い。
なんと244ページ!?
発行人の小山正見さんからご恵与いただきました。
特集Ⅰは
小山正孝の詩の草稿22編、
新しく発見された、とか。
その詩、全編が掲載されて。
毎号「小山正孝」の評論を書き下ろされている
渡邊啓史氏による、とっても詳しい解説で、
どのように<正孝詩>を解し、読んでゆくか、
示されています。
特集Ⅱでは「四季派の周辺」を取り上げて。
<この四月にお亡くなりになった
杉浦明平の研究家若杉美智子さんが、
長年個人誌「風の音」で書き綴ってきた
「『雑誌未成年』とその同人たち」>を一挙掲載して。
さらに小山正孝の生涯における
大親友・山崎剛太郎さんの追悼。
詩人で、
フランス映画の字幕をおよそ700本手掛けられ
フランスから叙勲も。
感泣亭で拝顔する山崎氏は、
(というより剛太郎さんとお呼びしたい小粋な方)
100歳を超えてなおすっとした立ち姿で、
お話しをされる♪
高畠弥生氏の「世にも不思議な物語」、
益子昇氏の塚山勇三に関する論文、
いとりつ氏による「常子抄」など、たっぷり。
ご興味のある方は小山正見さんまで、ご連絡ください。
oyamamasami@gmail.com
送料込み千円。
