「海程多摩」第二十集、刊行です! | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「海程多摩」、ご恵与いただきました。

 

安西篤さんによる発行、

 

第二十集になって、

 

充実の102ページ。

 

「海程」の名がここにあることがうれしい♪

 

 

「海程多摩」は平成11年に第一集を刊行、

 

各20句&ショートエッセイ、

 

句の鑑賞、句集評、

 

読み応えのある「金子兜太研究会」の論考。

 

今回は4編。

 

岡崎万寿 兜太「尿瓶」俳句の意外な展開

 

小松よしはる 加藤楸邨の半生 など。

 

 

コロナ禍や屈背のままに鷺立り      安西篤

 

 

 

 

2年前この「海程多摩」第十八集で

 

山本掌 句集『月球儀』評を

 

小松敦さんに書いてくださいました。

 

その折のブログを

 

 

 

◆山本掌句集『月球儀』を読むーーデジャヴュの眩暈--


「海程多摩」(発行人 安西篤)第十八集に

小松敦さんの句集『月球儀』評が掲載されています。


冒頭「『月球儀』という交感の儀式。

記憶の縺れあいは容易に時空を歪め、

魂魄はこの世にとどまり死者と生者はもちろん、

人も獣も草木も石も、

夢も現も虚も実も、交感しあう。 ・・・・」

丁重な読み込み、鋭く料理され、

示唆されることも多く。