「海程多摩」、ご恵与いただきました。
安西篤さんによる発行、
第二十集になって、
充実の102ページ。
「海程」の名がここにあることがうれしい♪
「海程多摩」は平成11年に第一集を刊行、
各20句&ショートエッセイ、
句の鑑賞、句集評、
読み応えのある「金子兜太研究会」の論考。
今回は4編。
岡崎万寿 兜太「尿瓶」俳句の意外な展開
小松よしはる 加藤楸邨の半生 など。
コロナ禍や屈背のままに鷺立り 安西篤
2年前この「海程多摩」第十八集で
山本掌 句集『月球儀』評を
小松敦さんに書いてくださいました。
その折のブログを
◆山本掌句集『月球儀』を読むーーデジャヴュの眩暈--
「海程多摩」(発行人 安西篤)第十八集に
小松敦さんの句集『月球儀』評が掲載されています。
冒頭「『月球儀』という交感の儀式。
記憶の縺れあいは容易に時空を歪め、
魂魄はこの世にとどまり死者と生者はもちろん、
人も獣も草木も石も、
夢も現も虚も実も、交感しあう。 ・・・・」
丁重な読み込み、鋭く料理され、
示唆されることも多く。