端正な楷書、
ああ、訂正をこのようにしていたのか、
その筆跡もなまなましい、
三島由紀夫の原稿です。
一枚ずつ台紙に貼られ、
十五枚。
完は昭和四十四年八・三〇
活字に印刷した小冊子が、
この題字は三島自身の毛筆。
「蘭陵王」の金箔押しの題字、
こっくりした濃い紫の布製の
帙に収まっています。
さらに段ボール製の匣に収まっています。
昭和四六年三月五日 (講談社) 発行
1500部の第277番になります。
余談ですが、
Amazonはもちろん
古本屋サイトにものっていないので、
ちょっとうれしくなって♪