萩原朔太郎を朗読する、画像です(笑)♪ | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

萩原朔太郎を朗読する、

6月18日(金)の高崎演奏家協会のもよう。

このショットは「蛙の死」ですね。



  
  蛙の死

蛙が殺された、

子供がまるくなつて手をあげた、

みんないつしよに、

かわゆらしい、

血だらけの手をあげた、

月がでた、

丘の上に人がたつてゐる。

帽子の下に顔がある。

              幼年思慕篇