閑寂な朝倉彫塑館、訪れたのは4年前でしたか | 「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

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第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝倉彫塑館、

 

訪れたのは4年前。

 

今日のような雨の日もいいでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆朝倉彫塑館は台東区谷中にある

明治 - 昭和の 彫刻・彫塑家であった

朝倉文夫のアトリエ兼住居を改装した美術館。


その朝倉作品「墓守」や「猫」は観ていましたが、

この彫塑館を訪ねるのは初めて。


彫塑館そのものも朝倉の作品なのでしょうか。

 



8メートルの屋内空間を持つ

 

エレべーターつきのアトリエ。



代表作「墓守」、「大隈重信」、

 

同級生「滝廉太郎」などの

彫塑がずらり。


美意識につらぬかれた家屋、

こだわりの素材を使った和室、

数万冊の本を収蔵した、

 

天井まである本棚の書。



池を配した作庭に、

錦や金色の鯉ゆらりと彩をそえ、

いろはもみじや蘆どの青葉若葉の

緑のグラデーションが眩しい。

水面がゆれる。



ここの和室で風を感じながら、

ゆったりと過ごす時間のゆたかなこと。

そうそう障子から萩格子に替えて、

夏座敷になっていた。


蘭の間にはさまざまな姿態の「猫」たちが待っている。

そして屋上庭園。

花柘榴、アガパンサスの白や薄青紫

などの花花が。

ここからスカイツリーがまじかに見えるのに、びっくり。


作品、彫塑館には<朝倉文夫>が息づいている。



◆朝倉彫塑館・ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=E1PAXWakwko