6月ころから、合歓の花咲きはじめて、
あわい紅色の花々が、
葉のあわいから見え隠れしています。
近くの合歓の木、二階の屋根にせまりそう。
象潟や雨に西施が合歓の花
(きさかた) (せいし)(ねぶ)
芭蕉のあまりにも有名なこの句、
たおやかな中国の美女・西施のおもかげで、
雨がことのほか似合うようです。
◆合歓の花
花期は夏(6 - 7月)。
小枝の先から花柄を出して、
淡紅色の花が10 - 20個集まって
頭状花序のようにつき、
夕方に開く。